こころの自分史をつづる・・
人生を意味あるものに変える詩
私の教室は、主婦・学生・定年後の方など、ふつうに生活する人たちを対象に、暮らしの中の出来事から詩を作ることを心がけています。

教室のみなさんは、年齢も職業もバラエティーにあふれています。
80代から20代まで、詩作のテーマは、職場の人間関係、家族の介護、いじめ、定年後の寂寥、車中でのトラブル、交通事故、戦時中の苦難、自殺未遂の体験などです。

どれも普段の暮らしから生まれたドラマであり、家族の歴史です。
それは「詩でつづる自分史」といっていいでしょう。
詩を書くことで、これらの人生で悲しんだことや、苦しんだことが無意味に終ることはないように思われます。

辛い現実がいささかも変るわけではありませんが、詩の言葉が、苦しむ、悲しむという心の闇をほのかに照らし、意味あるものに変えてくれるからでしょう。


ひとことガイド

作 品
作 者
高野 和子
大澤 優子
小松 冨美
江川 尚子

作 品
作 者
松岡美峰子
松岡 京子