詩のララバイ、ポコアポコの会・・

             


          ポコアポコの会は、中国地方近県に住む
          高田敏子主宰詩誌『野火』の会員有志が
            集まってスタートしました。
      今は詩の教室のメンバーも加わり人の輪がひろがっています。



・月1回の勉強会です

会場は私の自宅を使っています。交通の便がよいので、みんなの都合のよい場所を探している内に、自然に決まった感じです。
マンションの一室ですが、小さなテーブルをかこんで、家族的な雰囲気の中で、なごやかなひと時が流れて行きます。
誰かれとなく、折々の季節の実りを持ち寄って賞味し、旅先で求めた珍味が並ぶこともあります。

この会を立ち上げる力となったのは、鳥野國泰さんとおっしゃるユーモリストでした。鳥野さんは、高田敏子主宰の詩誌に創刊号から入会した、私にとっては大先輩にあたる方でした。でも、持ち前のやさしい人柄と、人を楽しませる才能にあふれていたので、みんなからいつも気安い口調で声をかけられていました。
また鳥野さんは、電話口の向こうからいつもペットの声が聞こえるような、たいへんな愛猫、愛犬家でもありました。


・仲間がいるから詩を書けます

詩は書こうと思わなければ書けません。でも、書いてみるとなかなか気にいったものは生まれません。ほんとうにやっかいなものですね。私がもし、一人で書き続けていたら、きっとやめてしまっていたでしょう。そんないいかげんな私が、今日まで30年近く、詩を書いてこれたのは、いつも詩の仲間がそばにいて、時に批評し、時に励ましてくれたからだと思います。
だから、ポコアポコの会は、私にとって詩を生み、はぐくんでくれる〈詩のゆりかご〉なのです。


●ポコアポコの会 おすすめ作品

メンバーの作品です。誰かの心にとまるとうれしいですね。

鳥野 國泰
小林 雅子
藤川 和子