DIARY
9月26日(火) ♪心もようは晴れ♪
小さな記事ですが、今日の中国新聞の朝刊にホームページの紹介記事が載りました。
その後、さっそく効果が現われ、アクセス数が前日の3倍に伸びました。
私と友人の画家Tom君も実名で掲載されたので、二人とも知人からいろいろ声をかけられて気恥ずかしい思いをしました。
Tom君と私は多くの共通点があります。
まず、ひとつは天性の運動ベタ。これは小学校以来のものです。特に運動会なぞは、苦痛の行事でした。徒競走では、万年ビリ。最後尾をヨタヨタと走る姿が級友たちの失笑をかったものです。そこから来る劣等感は、今でも尾を引いていて(というより、一種のトラウマになって)、それが私を文学に、彼を絵画の道へ進ませたといっても過言ではありません。
運動ではまったく自信喪失したので、自分の能力を発揮できる場所は、芸術の世界(少しおおげさですが)しかなかったのですね。

                
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二番目の共通点は、性格。優柔不断で、めめしくて、傷つきやすい。
こんな資質を持った者が、社会人になって世間に出た時、どれだけ苦労するか想像に余りあるでしょう。
でも、この弱々しい性格が、芸術の世界では最上の利点になるのでした。
負け惜しみかも知れないけれど、誰よりも傷つきやすいということは、他の人が気がつかないことを感じたり、そこに美を発見したりします。
実生活では最もやっかいな感性が、文学や絵画の世界では最強の武器になっているんじゃないでしょうか。
私たち二人は、この世にもし芸術と呼ばれるものがなかったら、一生劣等感を背負って暗い気持ちで暮らしていただろうと思いますね。
もちろん、新聞に載ることなんかもなかったでしょう、きっと。


              
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