DIARY
5月7日(月) ♪心もようは緑陰♪
一年で最も爽やかな季節を迎えています。
若葉が繁り、葉裏を陽が透き通る、さ緑の光が目に鮮やかです。
実家の庭で鈴蘭がいっせいに咲きそろっています。なんという愛らしい花の形でしょう。また、花の純白を引き立てるかのような、緑の葉群。
この花は、どうしたら自分が美しく見えるかを知っているとしか思えません。まるで目に見えぬ花神のデザイナーの仕業のようです。

花のポストカードもあと3点で、大台の50種目達成です。
といっても、百花繚乱の自然界で種が尽きるはずもなく、このシリーズはおそらく半永久的に続いていくでしょうから、私と旧友のTom君のライフワークになることでしょう。
恩師の高田敏子は週1回の新聞連載詩を3年間続けました。1週間に1篇の詩を書くなど、超人的な緊張感と詩的エネルギーがなければとうてい果たせない仕事です。

こんな芸当など足元にも及ばない凡才の私ですが、恩師のまねごとを続けていく中で、先生から学んだ詩の心を体感することも多いのです。
「言葉は軽く、思いは深く」  いつもこの言葉をモットーにして、あまりしゃべり過ぎないように、堅苦しくならないように心がけているのですが・・。

新しい花の絵がTom君から届くたびに、ネタ切れの頭をかかえてうなっている今日この頃です。


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