詩が結ぶ人の輪 心の輪・・
気のあった詩友とのコラボレーション



"花便り”の世界
メルパルク教室では、受講生の方たちが描いた花の絵を持ち寄って、花のポストカード  "花便り"の遊びをしています。
四季折々の花の絵に、自分の詩を添えれば世界にひとつしかないポストカードが生まれます。

グリーティングカードとして使ったり、大きく引き延ばして額に入れ、ミニ展示会を開くこともできます。
これまでに、タンポポ、秋桜、竜胆、すすき、シクラメンと、季節を追うごとに少しずつ夢の種が増えています。

      受講生の方たちの作品

親睦旅行  紅葉の嵯峨野路
広島教室、東京教室の有志で、京都・嵯峨野を巡る一泊親睦旅行へ。
加えて今回は私の家内、東京教室の中村さんの奥様も同行して「目付役」を伴う旅となりました。
また、中村さんご夫妻は、旅行当日が結婚記念日に重なる吉日となりました。

散策コースは、天竜寺、大河 内山荘、祇王寺、車折
(くるまざき)神社、嵯峨野名勝の竹林の道を辿りました。
さぞかし古都の静寂に身を浸す旅だと思われるでしょうが、何が何が。東京教室のムードメーカー・田口さんのジョークとダジャレの連発に一同、笑いのスイッチが入りっぱなしで、どこへ行っても笑いころげ、周囲から冷ややかに見られる始末。

宿は嵐山の麓にあり、渡月橋から出ている旅館専用の送迎船に乗って保津川を上っていく趣向は、格別のものがありました。
翌日は名物、トロッコ列車に乗り終点の亀岡まで往復。この列車の車掌さんの説明が終始漫談調でまたまた大笑い。

二日間、笑い涙を流し、鼻水を拭き、よだれを抑えるという、あまり詩的ではない秋の旅路となった次第。
これぞ「大人の修学旅行」(田口さんの弁)は、笑い皺を旅土産としたことでした。
                                 天竜寺境内

文学散歩
房総半島・ 良布
(めら)海岸を見下ろす丘陵の一角に、恩師・高田敏子の詩碑があります。
1990年(平成2)、先生の一周忌に会員の尽力により建てられました。
詩碑の立つ高台は眼下に大平洋の海原が広がり、快晴の日には遠く富士山が望まれる、景勝に恵まれた地です。
詩碑の設計は故人が主宰した詩誌「野火の会」ブレインの一翼、鈴木 亨先生。
素材は黒御影石。台座は白御影石で、故人が好んだ藤色のタイルが巡らされています。
「紫の海に浮かぶ詩碑」という詩想漂う瀟洒なデザインです。詩碑には、建立の地「良布 海岸」の詩が刻まれています。